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◇翌朝、フォローチームに会います。 日本のように黙って話しを聞いてくれる人たちではなく、話がすぐそれます。
一旦打ち合わせを終わらせリハーサルにむけてフォロースポットの準備を進めようとするものの、
私の経験不足と準備不足、浅はかな考えのため基本的なところで滞ります。
フォローチームの二人のお兄さんと一人のおじいちゃん、それぞれが勝手な主張を始める中、
照明プランナーの原田さんに助けてもらい、戒められながらどうにかこうにか準備を終えます。
通しリハーサルはボロボロでした。 そして私は半泣きでした。 それでも本番は19時にやってきます。
もう一度フォローチームと打ち合わせをして、なぜかみんなに大丈夫だよ、と逆に励まされ、
全然人の話を聞いてくれないからだよ!、という思いをぐっとこらえ、他のセクションの心配をする余裕もなく本番に突入します。
◇今回私は全くフォロースポットに触ることはなく、フォローのCUE出し、というポジションで参加しました。
自分でフォローしながら残りの二人に英語でCUEをだすより、CUEだしに専念して三人に指示するほうが楽であろう、
とのチーフとの相談の結果です。
結果的に楽だったと思います。 初日は原田さんが隣に座ってらしたこともあり、手に汗を本当に握っており、
緊張しっぱなしの3時間強だったのですが、一度CUE出しをしてメンバーもかってがわかると楽になりました。
◇奇跡的に初日が上手くいき、細かいミスやできてないところがあったり、休憩時間の終わりになっても
フォローチームが戻ってこない、などの尽きないエピソードはあったものの、原田さんからのオッケーがでて、
蜷川さんの笑顔が見られたので、初日が開けた日の夜はホテルのバーで安心しきって乾杯をかわしたのでした。
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